お役立ちコラム

ブックレビューNO.3

ブックレビュー NO.3は永松茂久さんの斎藤一人の道は開けるです。

この本は、著者の永松さんが斎藤一人さんに直接レクチャーを受けながら、

ご自身の考え方を変えていって、事業を成功させていくという体験型の読み物です。

体験型だけあって非常に読みやすく、素直に入ってくる印象の素晴らしい本でした。

何に対しても大切なのは「想い」であり、できるとかできないではなく、

何をやりたいか、何をしたいと思うか、そこにすべての出発点がある。

そのうえで大切なことが3つある。

それは、 ①笑顔  ②うなずき  ③ハッピーな言葉 である。

1. 魅力を上げれば道は開ける ここでは、魅力をあげる3つの法則について書いてあり、

①人に与えること 人を幸せにする人は魅力が上がり、人から幸せを奪う人は魅力がなくなる 魅力とは、

また・・・である。「また会いたい」、「また聞きたい」、「また食べたい」、

「また行きたい」と思ってもらえるように、このまたを追求しながら自分を磨くことが大切である。

これが人を幸せにする第1歩であり、同時に自分の魅力も上げることにつながる。

②自信を持つこと 態度、物腰、髪型、服装、みんな自信満々にみえなければならない。

自信たっぷりに見せるためには、努力をしなければならない。

その結果実力がついていくもの。

③ギャップがあること  自信があるのに威張らない、強い人なのに弱い人にを大切にする。

人は自信がある人を嫌うのではなく、威張っている人を嫌うのであるから、

常に自分が威張らないで、自信満々に見えて優しくいることが重要である。

2. 出会いを活かせば道は開ける 出会いというとたくさんの人と出会って

人脈をと考えがちだがそうではなく、足元を見て今いる目の前の人に対して

自分にできそうなことを1つ1つ積み重ねていく、それが成功の道であり、

そうすることで自然と来てくれる人も増えていく。  

また目の前の人に喜んでもらおうと必死に本気で向き合うからこそ、

考えをあらためたり、生き方を変えたりして成長できるものである。

どうしたら喜んでもらえるか、 経営者っていうのはスタッフたちが満足して働いてくれて、

お客さんがもっと喜んでくれることだけ考えて集中すればよい。

一方、サラリーマンにとってはお客様は誰かというと、それは給料をくれる社長だから、

その社長を本気で喜ばそうとすればおのずと仕事はうまくいく。

3. 夢がなくても道は開ける 夢があるのは良いことだが、その夢が格好をつけるためのものなら危険で、

必要なことは冒険じゃなくて、今いる会社で1つ上になるために夢をもつ事が大切。

今の自分がお世話になっているところのために、何か役に立つことを考える。

そういった夢でなければ意味がない。  

また夢がみつからない人はどんな道でも選ぶことが出来るから、その中で人の笑顔につながる、

幸せにつながるものを見つけていけばいい。

4. 素直に学べば道は開ける 人や店や会社を見たときに、粗探しをしていては何の成長も得られない、

どんな時でも相手のいいところを1つでも見つけ、それを学んで持ち帰る。

そしてすぐに実行する、これの繰り返しで必ず勝てるようになる。

要するに相手の長所を学んで自分を改良進歩させていくしかない。

あとがき

自分も笑顔やプラス言葉を意識していた部分に関しては再確認できた反面、

夢の部分に関してはとても勉強になる点が多かったと感じました。

特に目の前の人に対して本気で喜んでもらえるように考えるという部分は反省が多いです。

ついつい先の大きな目標ばかり考えてしまっていた点を改めて反省です。

もう1点はスタッフさんに対して、こちらも満足して働いてもらえる状態を作るという点は猛省が必要でした。

ついつい指摘をするのではなく、良い点をみつけて伝えて、それを自分の改良につなげたいと思います。

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