【徹底解説】キャリアアップ助成金とは？ 6つのまとめ

経営者のみなさんは、キャリアアップ助成金をご存じでしょうか？
数ある助成金の中でも、キャリアアップ助成金は

どのようにすれば受給できるものなのか、
その金額や対象者と対象企業やその注意点などについて解説します。
効果的な従業員活用を行い、会社の活性化を目指しましょう。

●キャリアアップ助成金の概要
まずキャリアアップ助成金とは、有期契約労働者、パート・アルバイト
、派遣労働者など、いわゆる「非正規雇用」の
労働者の企業内でのキャリアアップ等を促進するため、
これらの取り組みを実施した事業主に対して助成をするものです。
厚生労働省が管轄しています。

対象となる事業主
・小売業（飲食店を含む）：資本金5,000万円以下

　　　　　　　　　　　　　または常時雇用する労働者が50人以下

・サービス業：資本金5,000万円以下または常時雇用する労働者が100人以下
・卸売業：資本金51億円以下または常時雇用する労働者が100人以下
・その他の業種：資本金53億円以下または常時雇用する労働者が300人以下

●目的でわかれる6つのコース
有期労働者やアルバイトなどの"非正規雇用者を正社員にするための制度"
を会社が設け、さらに実際に対象者が発生した時に受給できるもので、
キャリアアップ助成金は日本国内の"非正規労働者の減少"を目的に、
厚生労働省が力を入れている助成金です。
目的に応じて、下記の6つのコースが用意されています。

①正社員化コース
派遣社員やアルバイトなど、有期契約労働者等を非正規雇用、
あるいは多様な正社員等に転換する際に助成されます。

②人材育成コース
派遣社員やアルバイトなど、有期契約労働者等に対して業務上必要で
かつ従業員のキャリアアップにつながる教育訓練を行った際に助成されます。

③処遇改善コース
派遣社員やアルバイトなど、有期契約労働者党の賃金規定等の改訂、
健康診断制度の導入、賃金規定等の共通化、週所定労働時間を延長し、
社会保険か謬ができるようにした際に助成されます。

④健康管理コース
キャリアアップ助成金の一つである健康診断制度コースは、
有期雇用の従業員に対して法定外の健康診断を
新設・導入した事業主が受給できる助成金です。
健康管理の仕組み作りを行うことで

健康リスク対策や業務効率向上が期待できます。

⑤短時間正社員コース
　キャリアアップ助成金の（短時間正社員コース）とは、
パートタイマーや有期契約労働者または非正規社員を

短時間勤務の正社員へと雇用形態を変えたり、
新規に短時間勤務の正社員として従業員を採用した場合に支給される助成金です。

⑥短時間労働者の週所定労働時間延長コース
キャリアアップ助成金「短時間労働者の週所定労働時間延長コース」は、
彼らパートやアルバイトなど短時間労働者の労働時間を延長し、
社会保険に加入できるような環境を整えることで、
彼らが安心してキャリアアップを図れるようにサポートする助成金です。

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